1. TOP>
  2. お知らせ / イベント情報>
  3. 【事業所訪問】学生さんが研究のために蔵に来ることは多いです。
2021.10.28お知らせ
【事業所訪問】学生さんが研究のために蔵に来ることは多いです。

ようこそ千代の亀酒造ホームページへ
ここでは蔵での日常や新商品/イベント告知等をしています。

愛媛県にもさまざまな研究機関や大学機関があります。そのうちの松山大学の学生さんが来蔵され、近年の日本酒動向や弊蔵の取り組みなどをインタビューを受けました。愛媛県内には多くの酒蔵が残っています。各蔵がどのような思考でどのような展開を予定しているのか私も研究成果が楽しみです。

松山大学の学生がインタビューへ来た時の話

なかなか時間がない中で、電話やメールにて事前質問を通告されている質問には文章やデータなどを大公開しました。ホームページに記載の内容などは調べてきているようでしたが、確かにその他の情報は聞きに来ないと分かりませんもんね。今だとオンラインシステムでも対応できますので、興味ある方は連絡ください。

いただいた質問への回答を共有しておこうと思うんだ

1,酒造の年間出荷量(可能ならば20年間を) 
 klまたは石数
 取り扱い銘柄(精米歩合)⇒こちらは表にして手渡ししました。まとめると減少しています。

2,従業員数は?
 事務及び営業 1名
 正規雇用人数 7名  非正規雇用人数 1名(季節雇用:シルバー人材)

3.蔵人が何月から何月まで働いている。
 ⇒年間雇用 ※製造期は10月~3月

4, 杜氏はだれか(自前かそれとも別か)
⇒杜氏なし 社員に製造責任者を置いている
その理由:地域雇用のため

5,販売先の割合(可能であれば過去20年間分を)
卸売業者会社 
小売り 
直接消費者 
ネット販売 
その地元、県外、海外(具体的にどの国か)の割合 ⇒こちらも表にして手渡ししました。
まとめると、ほぼほぼ弊社は既存販売先から割合などは変わってきていません。

6,海外展開への意向は、また実際の状況は
 ⇒表のとおりとしてJETRO愛媛が公開している輸出企業のデータベースにある内容を手渡ししました。

7,低収益企業、欠損企業が酒造業界では問題であるが、どのような問題があるか
 ⇒経済と連動 デフレスパイラル 価値提供ができていない(これは弊社の課題)

8、経営継承の問題はどうなっているか、それを含めて合併や売却の展望はどうか
 ⇒あり。

9,若者の日本酒離れが問題になっているが、それについての対策など
 ⇒酒蔵の課題 提供の方法や文化として伝えられる機会を増やすことで対応

10,愛媛県内の他の日本酒との差別化をどのように図っているか
 ⇒コラボや仕掛けをしている数では負けない 、凍結酒

話も盛り上がりこちらからも質問をしてみたねん。

来蔵してくれた学生は二十歳で飲食店アルバイトをしているとのこと。
ワクチンを二回接種した方へのサービスなどは有効かなどの意見交換をしました。結果は有効そうなので取り組んでみようと思います。これらは消費者志向自主宣言の取り組みにもつながるのかなと思いますので、それらもPRしていこうと思います。

楽しい時間をありがとうございます。しっかりとインタビューしていただいた内容はまとめて成果発表していただければと思います!

ここからはお知らせ

年に4回届く特別なお酒も間もなく募集締め切りです!
購入して酒蔵、農家さん、草木染め屋さんを応援してください。

最後までお読みいただきありがとうございます。
これからも地域になくてはならない蔵を目指します。

一覧に戻る