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2021.10.24お知らせ
【職場見学】確かによく聞かれる質問だったので共有しようと思う

ようこそ千代の亀酒造ホームページへ
ここでは蔵での日常や新商品/イベント告知等をしています。

職場体験や職場見学など、学生が企業を訪れて職場の雰囲気を知ることができる学校行事もなかなか前に進めることができなかったと聞いています。蔵がある地域では流行病も少し落ち着き、地元の中学校では校外学習が行われ弊蔵にも1名の中学生が来てくれました。

わが母校の生徒がインタビューへ来た時の話

昨年に引き続き、事前に電話をいただき質問書をいただいたうえで当日を迎えました。その質問は手書きで丁寧に書かれていたのでこちらも真剣に回答を用意して挑みました。

いただいた質問への回答を共有しておこうと思うんだ

1.日本酒の材料やつくり方
  ⇒材料は、米、米こうじ、水 です。食品表示法

2.材料のこだわり
  ⇒地域で採れるお米を使用すること。内子町五十崎地域と小田地域の農家さんと契約しています。それ以外は愛媛県内の農協さんから仕入れます。

3.酒造の特徴
  ⇒小さな酒蔵は年間で清酒を製造していません。10月頃~3月頃にかけて1年分の販売量の清酒を製造します。

4.千代の亀の特徴・歴史・挑戦していること
  ⇒五十崎地域で300年続く酒造りを引き継いでいます。経営が傾いた際に久保興業株式会社から支援をし現在に至っています。現在は「地域」との連携と「新しい飲み方」の提案に挑戦しています。

5.なぜ五十崎でつくっているのか
  ⇒今ある場所は移転してきました。それまでは中学校の上にある岡森神社の横にありました。昔から神社の近くに酒蔵はあります。

6.農家さんとの連携
  ⇒農家さんと契約しています。昔は田植え体験なども協力していただいていました。

7.お酒のお米と食べるお米の違い
  ⇒お酒で使用するお米を酒米(さかまい)、食べるお米を飯米(はんまい)と呼びます。大きさ、たんぱく質の量等が異なります。どちらのお米からでもお酒はつくれます。

8.クラシックを聴かせているお酒とは
  ⇒造る工程で音楽を聴かせます。周波数が心地よくまろやかな味になると言われています。(根拠はないが実績はある)

9.今、困っていること
  ⇒神事が減り、お酒を献上する機会が減ったこと

10.造り手さんの特徴
  ⇒地域の方を雇用して造ってもらっています。※杜氏(とうじ)さんと呼ばれる酒造り職人ではありません。

11.なぜ「千代の亀」という名前なのか
  ⇒千代に、八千代にからと言われている。また、亀は縁起が良い。

12.お酒造りで大切にしていること
  ⇒地域の良さを、いかに表現できるか。これで田園風景は守れているか。

話も盛り上がり少しだけ蔵を覗いてもらったのでどうぞ

現在、基本的に蔵見学はお断りしています。しかしあまりにも熱心に会話が弾むほどに質問もいただき、さらには目を輝かせながら話を聞いてくれましたので「ちょっと見てみる?」と提案して蔵の中を少しだけ案内しました。製造場でも質問を担当者にするなど前向きな校外学習をしていただけた印象です。

楽しい時間をありがとうございます。
しっかりとインタビューしていただいた内容はまとめて成果発表していただければと思います!

ここからはお知らせ

年に4回届く特別なお酒も間もなく募集締め切りです!
購入して酒蔵、農家さん、草木染め屋さんを応援してください。

最後までお読みいただきありがとうございます。
これからも地域になくてはならない蔵を目指します。

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