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2020.04.11お知らせ
国税庁【在庫酒類の持ち帰り用販売等をしたい料飲店等の方へ】

ようこそ千代の亀酒造のホームページへ

愛媛県喜多郡内子町五十崎地域にある江戸時代からこの地域でお酒造りをしている小さな蔵です。
ここでは、国税庁が出した【在庫酒類の持ち帰り用販売等をしたい料飲店等の方へ】について情報共有しています。酒類は販売するためには免許が必要です。もちろん飲食店営業許可を取っている飲食店でも免許が必要です(グラスに注いで提供等のその場で消費する場合を覗く)。このように、これまでは開栓をせずに酒類を販売する免許(酒類小売免許)が必要でしたが、申請手続の簡素化・免許処理の迅速化を図る観点から新たに「期限付酒類小売業免許」を設け、申請でき、免許が付与されればお食事のテイクアウトや配達に合わせて酒類も販売できるようになるそうです。

措置の概要

〇 料飲店等が、新型コロナウイルス感染症に基因して、在庫酒類の持ち帰り用 販売等により資金確保を図るものについて、迅速な手続で期限付酒類小売 業免許を付与します。
〇 令和2年6月 30 日(火)までに提出のあった免許申請書に限ります。
〇 免許には、免許付与から6か月間の期限が付されます。
〇 自治体等から各種の要請等がある場合、これに従うことを条件とします。

(注)
1 今般の期限付酒類小売業免許についても、一般の酒類小売業免許と同様に、酒類の仕入れ、販売について帳簿に記帳する義務が課されるほか、販売数量の報告等を行う必要があります。
2 今般の期限付酒類小売業免許を付与された料飲店等は、既存の取引先小売業者との取引が引き続き可能です。
3 今般の期限付酒類小売業免許で販売できる酒類は、既存の在庫をはじめ既存の取引先からの仕入れの販売に限ります。
4 今般の期限付酒類小売業免許を付与された料飲店等が、料理に併せるなどして酒類を宅配することは可能ですが、インターネット等を利用して、2都道府県以上の広範な地域の消費者等を対象として酒類を販売することはできません(別途、通信販売酒類小売業免許を取得する必要があります。)。
5 今般の期限付酒類小売業免許を取得する場合においても、販売場ごとに、酒類販売管理者を選任する必要があります。
根拠法令等:
酒税法第9条、第10条、第11条、第46条
酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律第86条の9
法令解釈通達第2編第9条、第10条、第11条、第46条関係、第8編第1章第86条の9関係
【出典:国税庁ホームページ】

申請して終わり。のような簡単なものではなさそうでう。

新設とありましたが、やはり酒税が絡むので申請から販売、そして報告まではお酒の量がどのように変化したか報告は行わなければならないようです。また、販売場ごとに、酒類販売管理者を選任する必要もあるそうです。これは定期的に開催している酒類販売についての研修を受けて修了証を受けた者なのではないかな。確認すると、研修も新型コロナウイルスの影響で開催してない場所もあるそうな。なのでちょっとこれは税務署に要確認ですね。

料飲店等期限付酒類小売業免許

申請様式

酒類販売業免許申請書(WORD/24KB)
販売業免許申請書次葉1・2(WORD/20KB)

記載例


◆酒類の販売業をしようとする場合には、酒税法に基づき、販売場ごとにその販売場の所在地の所轄税務署長へ
※内子町であれば大洲税務署

◆印刷して貼り付けて提出しても良い。弊社もインターネットで所在地はグーグルマップとかで出力して貼り付けて赤丸で印して提出してます。 ◆店舗の図面などあればそれをコピーして赤で囲って提出してます。

(注)上記申請様式のほか、申請者を確認するため、個人の方は住民票の写し、法人の方は登記事項証明書を当該申請書に添付してください。
郵送で所轄の税務署に提出いただけます。
なお、登録免許税は課されません。
※ その他の書類については、後日の提出で差し支えありませんので、免許付与後に最寄りの酒類指導官設置税務署にお問い合わせください。
【出典:国税庁ホームページ】

最後までお読みいただきありがとうございます。

弊社も蔵以外で清酒を販売する際はもちろん提出書類を管轄の税務署に提出しています。販売前、販売後と数量など提出しなければいけないのですこし手間を感じると思います。おそらく情報が先走っていて制度がまだ現場で整っていないようなそんな状況だと思います。おそらく飲食スペースと販売スペースの区分けの明確化であったり、その他の書類がちょっとへってるだけのイメージで、それ以外はこれまでの期限付き小売免許とそこまで変わりはなさそうです。この記事は令和2年4月11日現在の国税庁にある情報をもとに記載していますので、更新された情報などは随時確認は致しますが各自で税務署へお問い合わせいただければと存じます。※愛媛県であれば松山税務署酒税課さん。
飲食店様の元気がやはり地域の好循環を生み出すキーワードだと思っています。これからも地域になくてはならない蔵として風土文化を発信し続けます。一緒に新型コロナウイルス感染症に負けないようアイディア出し合っていきましょう。

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